- 分かりやすい話し方を身につけたい人
- 人に説明するのが苦手な人
- 簡潔に話す方法を知りたい人
オンライン話し方教室【ボイスプロデュース】代表講師の福永智樹です。
人に何かを説明しても、なかなか理解してもらえない事はありませんか?
一生懸命に話しても、相手から聞き直されてしまうと、話すことに苦手意識を持ってしまう事もあるかもしれません。
そこで今回は、分かりやすい話し方について解説します。
- 要点がまとめられている
- 結論と根拠が明確になっている
- 相手が理解しやすい言葉で話す
分かりにくい話し方の特徴
情報量が多すぎて何が大切か伝わらない
丁寧に説明しようとしすぎると、情報量が多くなってしまいます。
その結果、結論が曖昧になってしまい、相手に何が大切か伝わらない話し方になってしまいます。
時系列で話してしまう
結論をなかなか言わず、話を時系列で話してしまうと、相手はもどかしさを感じてしまいます。
そのような場合、途中から話を集中して聞いてくれなくなってしまいます。
雑談の中で、何かのストーリーを伝える時以外は、時系列で話す事は控えましょう。
難しい言葉を多用する
専門用語やカタカタ語ばかり使って話してしまうと、相手は内容を理解できない状態で聞いてしまいます。
※普段からお互いによく使っている用語であれば問題ありません。
分かりやすい話し方の特徴
要点がまとめられている
必要最低限の情報を手短に話すことができると、相手はとても理解しやすくなります。
できるだけ要点をシンプルにまとめて、何が大切なのか、何を伝えたいのかを明確にして話しましょう。
結論と根拠が明確になっている
時系列で話すのではなく、まずは結論から伝え、その後に根拠を伝えましょう。
結論を先に伝えることで、相手は話の全体像をイメージできるので、安心して話の続きを聞くことができます。
相手が理解しやすい言葉で話す
できるだけ難しい言葉(専門用語やカタカタ語)は使わずに、簡単な言葉で話しましょう。
自分だったら、どんな説明だと理解しやすいか、客観視する習慣が大切です。
PREP法がオススメです。
分かりやすい話し方を身につけるためには、「PREP法」がオススメです。
要点をまとめて簡潔に話す方法として、様々な場面で使用することができます。
- Point :要点
- Reason :理由
- Example:具体例
- Point :要点
PREP法で話す手順
- まずは要点(結論)を伝える
- 理由を述べる
- 理由の根拠を具体例(データや数字)で示す
- 最後にまた要点を伝える
PREP法の練習方法
- 要点・理由・具体例・要点の順番で、紙に箇条書きする。
- 箇条書きを見ながら声に出して説明する(録音)
- 録音を確認し、気になる部分を書き出す(不要な言葉などを使っていないか、回りくどい説明になっていないかなど)
- 自分で聞いて分かりやすくなるまで、「録音→確認」を繰り返す。
※録音せずに練習してしまうと、客観的に自分を評価できなくなりますので、必ず録音して確認しましょう。
まとめ
分かりやすい話し方を身につけるためには、PREP法で話す練習が1番の近道です。
最初は紙に箇条書きにして、それを見ながら練習しますが、慣れてきたら紙に書かずに話す事も可能になります。
まずは日常の簡単な話題からスタートし、最終的には仕事で実際に話す内容で練習していきましょう。
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