自己紹介が苦手な人は必見!第一印象を良くする話し方のコツ

こんにちは!

オンライン話し方教室【ボイスプロデュース】代表講師の福永智樹です。

あなたはこれまで何人の人と出会ったでしょうか? そしてこれから、何 人の人との出会いが待っているでしょうか?

新たな出会いにおいて必ず行う自己紹介いつもどんな自己紹介をしていますか?

挨拶と名前だけで終わる時もあれば、どんな仕事をしているのか、どんな事に興味があるのか、伝える場合もあるでしょう。

また、社会人で新入社員や部署が変わった場合は、人前でスピーチするような自己紹介もありますね。

いつも行き当たりばったりの自己紹介では、本来の自分の持ち味を発揮することは難しくなります。

今回は自己紹介が苦手な人のために、第一印象を良くする話し方のコツや、自己紹介の内容をどんなものにするべきかなどについても、お話ししていきます。

自己紹介の時の声・話し方

外国人ビジネスマン

自己紹介の時にあなたの印象を大きく左右するのが、声と話し方です。

どんな声でどう話すか、今まで考えたことはありますか?

明るく大きな声

緊張して声が暗く小さくなってしまうと、「自信がなさそう」「緊張しているなあ」「もっと元気に話せないの?」などの印象を与えてしまいます。

新入社員の自己紹介など、人前で自己紹介する場合だと、何を言っているかが聞こえず、名前すら覚えてもらえないこともあります。

明るく大きな声を出せる自信がない人は事前に練習しておきましょう。

【必見!】知らないと損する、大きな声の出し方

【保存版】声が通らない人と声が通る人の違い

ゆっくりと話す

自己紹介は緊張してしまう人がほとんどです。 緊張してしまうと、「早く終わりたい」という意識が働き、早口になってしまいます。

早口になってしまうと、滑舌が悪くなりますし、相手が聞き取りづらくなってしまいます。 早口で話してもゆっくりと話しても、自己紹介の時間は数秒しか変わりません。

その数秒間のために印象を悪くしてしまうともったいないので、「どうせ少しで終わるから、今はゆっくり話そう」という気持ちを持ちましょう。

名前が確実に伝わるようにする

自己紹介をする上で必ず相手伝えたいこと。それは自分の名前です。

自分の名前は生きてきた年月分、自分自身には強く刷り込まれてい るため、いやでも忘れることはないでしょう。

しかし、初めて会う人にはあなたの名前に関して、全く情報がない状態からのスタートとなります。

小さな声で早口でさらっと名前を伝えても、相手には絶対聞こえていません。もし聞き取れなかったとしても、それを正直に伝えてもう一度教えてもらおうとする人はごく僅かです。

これまで初対面の人の名前が聞き取れなかったにも関わらず、 聞こえたふりをしてその場をやりすごしたことはありませんか?

もしかしたらあなたの自己紹介でも同じような思いを、たくさんの人にさせているかもしれません。

名前は大きくハッキリゆっくりと伝えるクセをつけていきましょう。

第一印象はもちろん見た目も大切

虫眼鏡の男性

第一印象は出会って3~7秒で決まると言われています。自己紹介でいくら良い内容を考えていても、見た目の印象が悪ければ台無しになってしまいます。

一度マイナスの印象を与えてしまうと、それを拭い去るためにはかなりの時間がかかりますし、ずっと誤解されたままという可能性が高くなります。

服装や髪型は当たり前ですが、他にも気をつけなければならない事があります。

一つずつ確認していきましょう。

姿勢を正す

猫背になったり、どちらかの足に重心をかけたりしてないでしょうか?姿勢が悪いとだらしない印象を与えてしまいます。

胸を張って背筋をしっかり伸ばした姿勢を保ちましょう。

表情を明るく

暗く覇気のない顔になっていないでしょうか?基本的には口角を上げ、イキイキとした表情を目指しましょう。

そうすれば、「感じの良い人だな」「元気があってフレッシュだな」「誠実そうな人だな」など、プラスの印象を与えることができます。

目線を定める

相手の目を見て話せていますか?当たり前のことなのですが、できているようでできてない人が多いです。

1対1で名刺交換をした場合、ずっと名刺を見ながら話していませんか?自分が言葉を発する瞬間や、相手が話している時は、必ず相手の目を見ましょう。

また、何人かの前で自己紹介をする時、次の言葉が浮かばず、ついつい目線が上を向いたり、キョロキョロと目線が定まっていないこともあります。

聞いている人たち1人1人と目を合わせていくつもりで話すことで、目線も定まりますし、メッセージが強く相手に伝わるようになります。

※これらは鏡を見ながら練習すれば、自分が相手からどう映っているかが分かります。

小さなことですが、できる人は小さなことに手を抜きません。その積み重ねが「周りとの違い」を生み出してくれるのです。

印象に残る自己紹介の作り方

考える男性

自己紹介で何を話せばいいか分からないと悩むことはありませんか?

事前に何を話すかを決めておけば、本番で余計な緊張をすることがなく、楽に自己紹介ができます。

自己分析をする

私がよく使うのはマイマップです。紙の中心に自分の名前を書き、自分に関連することをどんどん書いて線でつないでいきましょう。

自分のデータ(名前、誕生日、出身地など、今から変えようがないもの)、好きなものシリーズ、嫌いなものシリーズ、興味があるものシリーズ、休日の過ごし方シリーズなど、たくさんの項目があるかと思います。

それらを組み合わせて自己紹介のパターンを作成しましょう。

材料が十分でない状態で料理をしようとしても、美味しいものは作れません。 自己紹介でもまずは材料集めに力を入れてみましょう。

いくつかパターンを作っておく

いくつかのパターンを用意しておけば、同じ自己紹介でも相手に与える印象が違ってくるはずです。

適当な自己紹介を続けてしまうと、良い関係性を築くことはできませんので、一度見直してみましょう。まずは自己紹介をする相手の性別、年齢をいくつか設定しましょう。

そして状況。ビジネスとプライベートに分けましょう。相手が年上の男性でビジネス上の付き合いが予想される人と、 年下の女性でプライベートな付き合いが予想される人とでは、使う言葉も、内容も、話し方も違っ てくるはずです。

最後に人数と時間。相手が1人なのか、複数人なのかによって変わりますね。

1人の場合はダラダラと長く話してしまうといけませんし、会社など人前で話す時に短すぎてもいけません。

私のオススメは、15秒、30秒、60秒の3パターンを用意しておくことです。3パターンあれば、どのような場面になっても応用が効くようになります。

ストップ ウォッチも使いながら、スラスラと言えるように練習していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 今までやってきた自己紹介で、足りないものはありましたか? どれだけ準備や練習をしておけるかで、クオリティが大きく変わります。

そしてただ練習するだけではなく、録音・録画などをして、自分の自己紹介を確認しておきましょう。 それらを確認した時に、自分が与えたい印象を感じることができれば、自信を持って自己紹介ができるはずです。

Pocket

The following two tabs change content below.
2014年にオンライン専門の話し方教室を設立。ボイストレーナーとして、10年以上のキャリアを持つ。