喉のケアの超基本!声の調子をキープする7つの約束

こんにちは!

オンライン話し方教室「ボイスプロデュース」代表講師の福永智樹です。

今日は喉のケアについてお話ししていきます。

 

「今日は声が出にくいな。。。」

「風邪ではないのに声がビリビリする。。。」

 

このように声の調子が悪いと感じることはありませんか?思い通りの声が出ないとストレスを感じることもあると思います。

しかし、正しい喉のケアを普段からやっていけば、いつも声の調子を保つことができます。

 

私はボイストレーナーということもあり、喉のケアについては人一倍気にしていますので、ここ5年くらいは声がかれた記憶がありません。

 

そこで今回は私が普段からやっている喉をケアする方法を7つご紹介します。

水分補給をしっかりする

ペットボトルの水

飲むものについて

私は水以外のものはほとんど口にしません。あまり神経質になる必要はありませんが、カフェインが多く入っている飲み物(※)はなるべく控えましょう。

※コーヒー、紅茶、お茶(麦茶はOK)、コーラなど

飲むタイミング

あなたは1日にどれぐらい水分を摂りますか?健康を保つためにも1日2リットルは必要だとよく言われますね。

飲む量ももちろん大切ですが、喉のケアで大切なのは水分補給のタイミングです。

ほとんどの人は喉がかわいてから飲むことが多いと思いますが、ポイントは喉がかわく前に飲むことです。

理由としては、水分をとったからと言っても、すぐに声帯が潤うわけではないからです。(水は食道を通りますが、声帯は気管の方にあります。)

声帯を潤すのは吐く息に混じる湿気なので、身体の水分が減るとその湿気も減ってしまいます。

また、一気に大量の水分を摂るのではなく、回数を多く分けて飲むことが大切です。

※特に睡眠中は体内の水分量が減るので、朝起きてすぐと寝る前には十分な水分補給が必要となります。

必ず6時間以上は寝る

子犬の寝顔

寝不足や徹夜のために、声の調子が下がった経験はありませんか?

睡眠が短くなると、声帯だけでなく、声帯を動かす筋肉の疲労が回復しません。睡眠は少なくても6時間はとっていきましょう。

また、喉を温めて寝ることも大切です。タートルネックを着たり、首にタオル(※マフラーは汗を吸いづらいのでタオルがオススメ)を巻いて寝るといいでしょう。きつく締めると息苦しくなりますので、ふんわりと巻きましょう。

声のウォーミングアップをする

ウォーミングアップする女性

声を出す時もスポーツと同じように筋肉を使いますので、良い声を出すためにはウォーミングアップが必要です。

時間に余裕がある時はストレッチなどをして、身体全体をほぐしましょう。

また、発声そのもののウォーミングアップでオススメなのは腹式呼吸です。できる範囲で構いませんので、毎日やってみましょう。

腹式呼吸のやり方と効果的なトレーニング

また、朝起きてから3時間くらいは大きな声を出さないようにしましょう。3時間を過ぎてくると自然と声が出しやすくなってきます。

お酒とタバコはひかえる

お酒とタバコ

お酒について

お酒を飲んで話すと次の日に声の調子が悪くなった経験はありませんか?

アルコールを排出しようとしてトイレに行く回数が増え、身体の水分量が低下してしまいます。

その状態で話してしまうと、どんどん喉を痛めてしまいますので、お酒を飲む時にはチェイサーとして、「水」も同じくらい飲みましょう。

タバコについて

タバコの煙は喉の粘膜を傷つけたり汚したりします。喉の一番の敵と言ってもいいかもしれません。

お酒とタバコの量が多い人ほど、かすれ声やしゃがれ声になりやすくなります。声の調子を保つためには、できるだけ0にすることをオススメします。

風邪をひかない

風邪の子供

お酒・タバコと並んで、喉の大敵の代表といえば風邪。風邪をひいてしまうとかなり高い確率で、喉の調子も悪くなってしまいます。

特に咳を多くしてしまうと、すぐに喉がかれてしまいますね。咳をする時はできるだけ「咳払い」に抑えるなど、工夫していきましょう。

一番の予防法としては「手洗い・うがい」です。特に手洗いは丁寧に行いましょう。

せっかくうがいで口の中や喉がきれいになったとしても、手からウイルスが入ってしまうと、台無しになってしまいます。

マスクを活用する

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 マスクは風邪予防だけでなく、保湿効果もあります。

特に乾燥の季節や、人混みの多い場所に行く時にはオススメです。

私は普段からマスクをよく活用するので、以前ネットで一気に大量買いしてしまいました。その数はなんと3000枚。。。。

ここまでやると神経質すぎるかもしれませんが、喉を守るアイテムとしては最高のものだと思います。

鼻うがいをやってみる

鼻うがい

鼻が詰まりやすいと、鼻声になってしまい、声が出しにくくなることがあります。

鼻うがいをすることで、鼻の中の汚れを落とすことができ、鼻声を改善できます。もちろん風邪予防にも。

やり方も簡単ですし、正しくやれば痛い思いをすることもありません。薬局でも売ってますので、一度試してみましょう。

私はかれこれ10年ほど朝晩にこの鼻うがいをやっています。もともとは鼻炎による鼻づまりを改善したくて始めましたが、声の調子もうまく保ってくれています。

まとめ

  • 水分補給をしっかりする
  • 必ず6時間以上は寝る
  • 声のウォーミングアップをする
  • お酒とタバコはひかえる
  • 風邪をひかない
  • マスクを活用する
  • 鼻うがいをやってみる

いかがでしたでしょうか?

少しでも多く実践できれば、あなたの声の調子はいつも良い状態になります。普段の一つ一つのケアの積み重ねが、魅力的な声にもつながりますので、あなたに合ったペースで実践してみてください。

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2014年にオンライン専門の話し方教室を設立。ボイストレーナーとして、10年以上のキャリアを持つ。