虫眼鏡の男性

声がこもると相手に内容が伝わりづらくなってしまいます。

単純に、「聞こえない」という理由だけではありません。

「聞きたくない」という感情が相手に芽生えてしまいます。

聞こえているけど、聞いていて不快に思ってしまうんですね。

人間は直感的に、声でその人の話を聞くか聞かないかを判断してしまいます。

全く同じ内容だとしても、通りの良い声と、こもった声では、全く印象が変わってしまうんです。

通りの良い声だと、何にも邪魔されず内容が相手に届いていきます。

こもった声だと、その声自体に聞いている人の意識が集まってしまい、内容がスムーズには入ってこなくなってしまうんですね。

人と話す上では、もちろん話す言葉と内容が一番大切です。

その一番大切なものを、良い形で相手にしっかり届けるためにも、通りの良い声を身につけましょう。

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2014年にオンライン専門の話し方教室を設立。ボイストレーナーとして、10年以上のキャリアを持つ。